遺品の整理は思っていた以上に時間と手間のかかる作業でした。仕事があるので実家に長居することができなかったことや、長年にわたって溜まった遺品の数が多かったことなどが、スムーズに遺品の整理ができなかった理由だと思います。この経験から言えることは、まだ親が元気なうちから不用品などを少しずつ整理していくことです。親にとっては思い出の品などもあり、簡単に捨てれば良いというわけにもいかないのも確かなのですが、しかし明らかに不用と思えるものも随分あるものです。そのようなものから少しずつ整理していけば、少しは楽だったことでしょう。
実際に遺品の整理を行った際には、とにかく不用品をより分け処分することから始めました。その後、兄弟で遺品として2～3品残すものをより分けました。そして残りは売れるものもありそうだったので、リサイクルショップに来てもらいいくつかを買い取ってもらいましたが、大したお金にはならず残念でした。それでも荷物が減っただけでも良かったと考えるべきでしょう。残ったものはごみとして処分して終了としました。